「たった3ヶ月で英語がペラペラ話せる!」といった本や英会話スクールの宣伝を見かけることがありますが、本当にそうだったら苦労しませんよね。
今回は、英会話がなぜ3ヶ月といった短期間でスラスラと話せるようにならないのかをお話したいと思います。
もくじ
英会話は身体能力
結論から言うと、英会話が身体能力だからです。
読み書きは、知力によってできるようになりますが、
会話においては、英語に限らず、日本語であっても、身体能力によって身につくものなのです。
日本語を話せるようになった頃の過程を思い出してみましょう。
2、3才になるとある程度、言葉を話せるようになったと思います。
それは決して日本語を勉強したから話せるようになったのではなく、耳や口が鍛えられていき、身体能力として日本語を身につけていって、反射神経で話せるようになっていったのです。
このように、英会話は身体能力として身につけるものであり、勉強のような形では(ましてや一夜漬けでは)身につけることができないジャンルだと考えられます。
英会話をマラソンに例えると
身体能力ということで英会話をマラソンに例えてみます。
「英会話を3ヶ月で話せるようになるよ」というのは、
これまでさほど運動してこなかった80kgある30才、40才の人に対して、
「3ヶ月でフルマラソン走れるようになるよ」と言っているのと同じことです。
これは実際問題、無理です。
何十年もろくに運動してこなかった人がフルマラソンを走れるようになるには、
最初はウォーキングから始め、徐々に1キロ走れるようになり、2キロ・・・そして3キロ走れるようになって、と徐々に力をつけていって、最終的にフルマラソンを走れるようになるという過程を歩むと思います。
英会話も全く同じです。
身体能力なので、ウォーキングにあたるような形で、じっくりベースの力を身につけていき、徐々に長く話せるようになっていって、最終的にフルマラソンにあたる外国人と2WAYのコミュニケーションをスムーズにこなせるようになっていきます。
海外に住んだからといって話せるようになるわけではない
実際、海外に住んだからといってすぐ話せるようになるわけではありません。
海外赴任されて英会話を身につけられたという方がいらっしゃったら、ぜひ、海外に行かれて3ヶ月経ったときのことを聞いてみてください。
まだまだ英語をスラスラ話せるようになっておらず、苦戦していた時期だったと答える方が多いと思います。
1年、もしくは2年や3年かけて、徐々にスラスラと話せるようになっていったという方がほとんどだからです。
たくさんの失敗を経験し、相手に通じず、恥ずかしい思いもします。
それでもあきらめずに口を動かし続け、毎日英語を発することを通して、頭ではなく身体で英語を身につけていきます。
そうした経験を通して初めて英語での会話ができるようになっていきます。
英会話を着実に身に付けるには
ここまで若干悲観的な話になってしまったかもしれませんが、逆にポジティブな面をお話したいと思います。
それは、マラソンもそうだと思いますが、実は最初全く走れなくてもウォーキングから始めればそれを積み重ねていくことで徐々にフルマラソンを完走することはできるということです。
何才からであったとしても、どんな体形の方であったとしても、その地道な努力を積み重ねていけばできるようになります。
英会話も全く同じです。
年齢や経験は関係なく、最初は苦労しながらも一歩一歩ステップを重ねていき、それを継続していくことによって、着実に確実に英会話を身につけることはできます。
英会話は勉強ではなく、スポーツのように練習を通して身につけるしかありません。
身体能力としての英会話を身に付けよう
ここで、一般的なスポーツ選手(例えば野球選手)が日々どのようなトレーニングをしているか想像してみてください。少なくとも、先生と一緒に「上手なヒットの打ち方」という本を開いて勉強する野球選手はいないでしょう。ヒットを少しでも沢山打てるようになるためには、沢山の素振りが必要でしょうし、バッティングで必要になる筋肉を鍛えるための筋トレも必要でしょう。
実際問題、メジャーリーガーのイチロー選手が、ストレッチに非常に長い時間をかけているというのは有名な話です。
英会話の習得も同じです。英会話の先生と「日常会話に役立つ英単語」という本を開いて勉強しても身につきません。
英語で会話をしたいのであれば、正しい英語をたくさん話す練習をするしかないのです。
この練習は、素振りや筋トレのように繰り返しおこなって、体で覚える必要があります。良い野球選手がストレッチや筋トレ、素振りに時間をかけるように、英語を話すためにも独自で行う会話練習で英語の筋肉をつけることが重要です。
まとめ
いかがでしたか?
英語が3ヶ月でペラペラにならない理由についておわかりいただけましたか?
英会話は身体能力なので、すぐに身につくものではなく、コツコツとトレーニングを続ける必要があります。
長期戦は仕方ないことです。
LATでは、身体能力としての英会話を身に付ける方法を提供しています。
LATのプログラムのコンセプトは、スポーツのように英会話をトレーニングすることです。つまり、スポーツと同じように英会話の能力を身につけていただくことを目標としています。
LATでは、2つの特許を取得した反射復唱法トレーニングと専属(担任)の外国人コーチとの平日毎日強制のマンツーマンレッスンを通して、徹底的に英語のスピーキング練習に取り組んでいただきます。
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一週間でもちろん、英語をスラスラ話せるようになるわけではありません。
しかし、一週間のプログラムを通して、身体能力として英会話を身につけていくその過程を体験していただくことはできると思います。
みなさまが英会話を使えるようになって、どんどん世界に羽ばたいていくお手伝いをさせていただきますので、ぜひご活用ください。
同様のメッセージを動画でも配信しているので、下記リンク先よりぜひご覧ください。
(『英語を3か月でマスターできない理由』LAT英会話トレーニング【公式】より)
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