LAT英会話トレーニングカスタマーサポートです。
今日は、『英語習得にはまず、「質」より「量」!?』というお話をします。
もくじ
「量」は絶対に欠かせない
私たちが英語習得のために費やせる時間やお金は、限られています。
だからこそ、まずは質を高めなければ…!と考えてしまう方、多いと思います。
そんなときに目に飛び込んでくる、巷の本やスクールの宣伝文句。
『たった◯語でOK!』『聞いているだけ!』『◯ヶ月で英語がペラペラに!』・・・
質を高めて、なるべく楽して、効率的に英語を習得したいという人々の心に刺さりますよね。
しかし、結論から言うと、先に必要なのは100%、「量」です。
もっと言えば、「アウトプットの量」が、英語を話せるようになるカギとなります。
「質」は後から付いてくるものであり、最初に追い求めるものではありません。
スポーツやビジネススキルに置き換えると…?
一度、英語以外の分野での「質」と「量」について考えてみましょう。
例えばスポーツ選手。そのスポーツを習い始めたばかりの人が、質にこだわるがあまり練習時間をものすごく短くしていたら、どのように思いますか?
「論理的でない練習は効率が悪いので。」と言って基礎練習をさぼったり、特定のコーチの指示に従わなかったりする選手がいたら、「いやいや、まずはやってみなよ」「基本的なことも出来てないのに何を言っているの?」と言いたくなるのではないでしょうか?
当然、練習効率や質は高めていく必要はありますが、それは一定の「量」を自身でこなしたからこそ学習出来るものであり、決して先に「質」を求めても得られるものではないのです。
ビジネスマンでも同様です。上司や先輩に頼まれた仕事を「質にこだわりたい」と言って、期限ぎりぎりまで自分で試行錯誤して提出するAさんよりも、まずはスピードを上げて1回大筋を作って提示してみて、方向性を合わせた上で再作成するBさんの方が、最終的には短い作業時間で完成させられるという事例があると思います。
何度か確認して軌道修正することもあるので、Bさんの方が作成した資料のページ数、いわゆる「量」は多いかもしれませんが、期日時点の完成度いわゆる「質」は高くなり、その後他の仕事にも取り掛かれるので更にそこで「量」に差がついていく。。。
先に「量」を取らないと、「質」で追いつけなくなる、いい例だと思います。
こんな「質」や「量」ではダメ!
話を英語学習に戻し、具体的に考えてみましょう。
効率を重視した「質」で勝負出来ると勘違いさせる代表的な例として
・たった〇語で~~
・1日たった5分~~
・聞き流すだけ~~~
というような謳い文句の英会話スクールやアプリ、教科書を考えてみてください。
圧倒的に、「発言の量」が足りていないことに気付かれるかと思います。
究極的には、「発言の量」が全く足りない場合、英語圏で暮らしていても話せるようになりません。
発言の量を確保し、得意なフレーズや苦手なパターンを理解してこそ、「質」を高められるのです。
LAT英会話がご提供する「量」と「質」
毎日忙しく過ごす私たちにとって、「量」を確保することは、簡単ではありません。
LATでは、毎日の反射復唱法トレーニングとレッスンで、毎日約30分(レベルにより違いがあります)を英語習得に費やしていただきます。
一日のうちたった30分と言えるかもしれませんが、自身でこれだけの発言量を強制的に確保し続けるのは至難の業です。しかし、LATのプログラムは、科学的根拠に基づいた最適なプログラムで「発言の量」を確保し、「質」を自然と高めていくことが出来る英語環境をご提供しています。
「年に1回海外旅行に行く」「週に一回60分の対面レッスンを受けに行く」というような質だけ重視よりも、効果が出るのは早いはずです。
これを続けることで、海外での経験に負けない英語力を身に付けることができるでしょう。
「質より量」の英語表現
ちなみに、何を隠そう、英語でも「質より量」を重視する表現があるので紹介します。
“Done is better than perfect”= 「完璧を目指すよりまず終わらせろ」
FacebookのCOOであるSheryl Sandberg氏が、『LEAN IN』という著書の中で言及した有名な言葉です。
(日本では、Facebook創業者であるMark Zuckerberg氏の言葉と日本では言われていますが、アメリカではSheryl氏の言葉として知られています。)
「量か質か」という話からは少し逸れますが、これも英語習得に向けて重要な心がまえと言えます。
これから学ぶ英語に、このような表現があるのです。
英語学習において、perfect(完璧)な質を目指してはいけません。
美しい発音や、絶対正しい単語や文法を使うことにこだわると、そこで止まってしまいます。
完璧な質を目指すよりも、まずはやれる量をやりきることが大切です。
「今日一日の量を終わらせていく」
そんな毎日の”Done”の積み重ねこそ、英語習得の近道です。
たくさん間違えても、それを積み重ねていくことで、洗練されていき、質が上がっていくでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
LATでは、「少しの量でいい」「すぐに効果が出ます」など、耳障りの良いことはお伝えしていません。
英語を身につけるには、毎日コツコツと量をこなし、それを継続するしかありません。
毎日、たくさん練習して、たくさん間違えるほうが、確実に効果は上がります。
LATにお任せいただければ、無理なく継続していただける、最適な「量」と「質」をご提供します。
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