「英語が出来る」ということをイメージすると…多くの人は英語でスムーズに不自由なく会話し、コミュニケーションをとっている自分を思い描いているのではないかと思います。
論文や小説などのボリュームなある文章を読んだり書いたりというのをイメージする人は少数派なのではないでしょうか。
人が語学を身につける順番
まず耳で聞きとり、それを理解すること。次に、口から声に出して話せるようになること。
さらに文字を読めるようになり、それから文字を書けるようになります。
自分が小さかった頃を思い出してください。
あるいはお子さんや弟妹などが、成長してきた様子を思い出してください。
母語である日本語を「聴く → 話す → 読む → 書く」の順にできるようになったのではないでしょうか。
けれど、多くの日本人は「聴く」「話す」の前に「書く」「読む」の英語に触れてきました。または、圧倒的に聴いたり、話したりする学習時間が短かったのが、これまでの日本の英語学習でした。
どうしても、他の教科同様に教科書やテキストの文字を読むという視覚からの情報に頼ってしまう傾向がずっと続いてきたのです。
手紙やメールなど文字を読み書きすることもコミュニケーション手段のひとつではありますが、やはり、コミュニケーションの基本は「会話」です。
コミュニケーションをとるために必要なこと
ひとつ例を挙げてみます。
多民族・多言語国家では、公用語のひとつに「英語」が入っていることが多く、最近セブ島などが、英語の語学留学先として注目されているフィリピンもそのひとつです。
フィリピンはたくさんの島から成る国で、それぞれの島に母語があります。
その数、約170!
それぞれ独立した言語を持っていますから、同じ国籍だったとしても意思疎通は難しいです。
そこで、お互いのコミュニケーションをとるための言語として決められているのが公用語です。英語とフィリピン語が公用語となっています。
英語は世界で多く使われていること、1900年代にアメリカ統治下にあった時代があり、英語が浸透していたという背景もあることから、公用語に選ばれています。
そんなフィリピンでは、英語でのコミュニケーションには不自由しないけれども、読み書きはできない人は結構います。日本とは逆の英語との付き合い方ですね。
英語を勉強してきたのが日本、英語スピーキングに重点をおいているのがフィリピン。
コミュニケーションがとれるのはどちらなのかは一目瞭然です。
英語ができる=英語スピーキングが身についている
人とコミュニケーションをとるのには「聴く・話す」ができれば、まず困らないということ。
私たちLATが目指しているのは、コミュニケーションの基本である「聴く・話す」です。英語スピーキングを身につけるためのトレーニングをサポートしていきます。
聴いたり話したりは出来るけれど、書いたことはないからスペルが分からない単語がある。
英語を話せるようになる日本人が増えて、こんな状況が頻繁に見られるようになれば、グローバル化も更に推進されるようになると考えています。
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