Hi!LAT英会話トレーニングカスタマーサポートの羽迫です。
前回は、単独留学初日に運転して3分で、交通違反で警察官に止められ、何を言っているのか全くわからず、泣きながら帰った話をいたしました。
英語の世界で衝撃を受けた自分が、その後にどのように立て直しを図って、どのようなやり方で本当の英語スピーキング力を身につけていったのか、多くの方と共有したいと思います。
前回のブログからの続きになりますから、https://lat-international.com/archives/1338もぜひ読んでみてくださいね!
一番簡単ですぐにできることは…
異国の地で、初日で自信喪失するという事態に陥ったわけですが、当然泣いてばかりはいられません。
一人で生きていかなくてはいけないのです。もちろん英語を使って…。
学校だけでなく、ラジオを聞いていても、スーパーにいても、何しろわからない単語やフレーズを耳にしたら、食いついて必ず聞き取るようにしました。
海外に留学や旅行で行ったことがある方はみんなこんな経験に共感できるではないでしょうか?
あの有名なタレントのウェンツ瑛士さんですら、外国に行ったら苦労はたくさんしています。
「通信用のSimカードも買わず、スマホを使うのはWi-Fiがつながるホテルだけ。行き方がわからなければ、現地の人に聞いて、目指します。結局、たどり着けなくて行けなかった観光名所もあるのですが、そうやって旅したほうが思い出も残ります」
https://gooda.brangista.com/book/202207/interview.html
たまに、「こう言ってた気がする」と思って調べても全然ヒットせずにわからないものもありましたが、日常生活で耳にするようなものは、しばらくするとまた聞くことになるので、諦めずに次の機会に聞き取ろうと待ちました。
古典的ではありますが、メモとペンを常に持ち歩くことにしました。そしてその後、わかるまで辞書やインターネットで調べる。
メモとペンがあれば、今日から誰にでもできる下記のシンプルな3ステップです。
①わからない言葉やフレーズをメモする
②辞書で調べる
③覚えるまで声に出して繰り返す
提供されるものになんとなく取り組み消化するのではなく、練習方法から見直して、努力の質を変えたのです。さらに、ジェスチャーやアクセントなども、見様見真似で、とにかく使いながら習得していきました。
(※スラングや、してはいけないジェスチャーは避けました。なんかわからないけどかっこいいというような軽いノリというか、深く考えず言ってしまったり、やってしまう方の話も聞いたことがありますが、意味がわからないのにスラングを使ったり、してはいけないジェスチャーをすることほど、危なく失礼なことはありませんので、絶対にしないでください。ここでいうジェスチャーの意味は、英語を話す人が会話の時にどのように体を使っているか、という意味でのジェスチャーです。)
英語スピーキングは完璧でなくても大丈夫
上記の3つのステップを行いつつ、地道に英語力を上げていきました。
私が住んでいたLAは、人種のるつぼとも呼ばれていて、世界中からたくさんの人が来ていました。それぞれがそれぞれのアクセントがあったりするけれど、「英語」という道具でコミュニケーションがとれるように世界が成り立っている。
英語は本当に、世界に繋がるパスポートだと思いました。
練習の質は、失敗することによって上げられます。
失敗する前に、私のような失敗した人を見て、今から上げていくことも可能です。
私は日本の学校で英語を勉強しました。
でも、受け身でいることの方が多かったです。
与えれた授業という枠の中で行動していました。
でも、結局、声に出して練習しない英語は、実践では通じないと考えてください。
また、ネイティブのスピードに慣れないと、実践になった時に、相手や状況の圧に押されて頭が真っ白になります。
本当の英語スピーキング力を身につけるために「〇〇すべき」ではなく、絶対にしてほしくないことだけを声を大にして伝えさせてください。
「絶対に、聞くだけはやめてください。」
英語でもフランス語でも、日本語でも、聞いているだけではコミュニケーションが取れるようにはなるわけがありません。きちんと声に出して習得していくことをお勧めします。
私は、英語力に関しての自信が崩れたことで、逆に「図太さ」が身につきました。
そして、「完璧に話せなくても通じるし、コミュニケーションは取れる」ということに気づきました。
図太さが身についたことで、コミュニケーションをとることに対する壁がなくなり、ある時は、LAXへ行くのにタクシーを呼び、そのタクシーのおじさんが実はロシア系の方で、ロシア語勉強していたという話で盛り上がって、空港へ着くまでロシア語の歌を歌って盛り上がったり…。
またある時は、一方的に何かバーっと話された時に、
「ちょっと待って」
「えっとーあれって英語で何ていうんだっけな。Wait a second. Let me check.」
と時には日本語なども交えつつ(相手には日本語はもちろん通じませんが、雰囲気や流れで察して待ってくれます)、自分のペースも崩さずに落ち着いてコミュニケーションを取ることも可能になりました。
英語を「話したい」と思ったら
英語に関して、表現ミスや文法ミスは「常に」ありましたし、その後数年、ワーキングビザを取得して現地でアメリカ人と仕事をするようになった時も、英語でスタッフとコミュニケーションをとる立場になった今でも、未だにミスはあります。
「単語がわからないから話せない」のではなくて、「単語がわからないから説明しよう」とすれば相手も汲み取ってくれるので、会話は成り立つということを忘れないでほしいと思います。
言葉という道具は、使っているうちに自身が打たれ強くなり、それによって図太さも身につけながら、何とか使うことができるようになることだと実感しています。
それが、留学経験を通して得た、宝物の知識です。
「英語の完璧な知識がないから話せない」は、
「話さない」理由なだけで、
「話せない」理由とは言えません。
Don’tなだけで、Can’tじゃないんです。
誰でも最初からペラペラな人なんていません。
今、流暢に話しているように見える人も、たくさんの失敗を乗り越えてきています。
もし、「話したい」という気持ちがあったら、諦めずにトライしてみて欲しいです。
英語は、世界と繋がるパスポートだと思うからです。
英語スピーキングを身につけたいという想いから生まれたLATのレッスンやホームワークでは、英語の世界で生きていくためのツールが用意されています。
音声を聞いてリピートしつつ、分からないところがあれば、Script Searchという機能で検索が出来、そして音声を聞いてリピートする、という、話す練習がプログラムに組み込まれています。
もしご興味ありましたら、
無料体験のご用意もありますので、覗いてみてください。
次回は、日本の当たり前と海外の当たり前の違いを認識することになったぶっ飛び事件をお伝えできればと思います。
それでは、have a great day!
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