ビジネス英会話って難しそう…
英語初心者にはやっぱり日常英会話から!?
このような疑問を持っている人もいますよね。
実はビジネス英語は、日常英語よりも習得しやすく、英語初心者でも効率よく学習することができるのです。
ここでは、ビジネス英会話が習得しやすい理由について、ビジネス英語と日常英語の特徴を比較しながら説明していきます。
「日常英会話のほうがビジネス英語より簡単」って、本当?
日常英会話のほうがビジネス英会話より簡単、というイメージがありますよね。
実際、英語の資格試験のレベル設定も、「ビジネス英会話>日常英会話」とされています。
「ビジネス英語より日常英語の方が簡単だよね?」と思っている人が多いですが、必ずしもそうとは限りません。
実は、日常英語よりビジネス英語のほうが攻略しやすいといえます。
それはなぜか、それぞれを奥深く見てみましょう。
「日常英会話」は難しい!
そもそも、「日常英会話」とはなんでしょうか。
一般的に、以下のようなことが英語でできれば、「簡単な日常英会話はできる」と言われます。
・あいさつができる
・自己紹介や、自分の話をできる
・日々の小さな雑談ができる
・道案内ができる
「ビジネス英会話はできないけど、このくらいの日常英会話なら余裕!」
なんて思われているかもしれません。
しかし、この簡単そうに思える会話、いつ誰に対してもできますか?
どんな話題が来ても、会話を続けられますか?
たまたま出会った相手との小さな会話。予測のできない日々の雑談。
これは、実はとっても難しいことなのです。
ビジネス以外の普段の生活のなかで、わたしたちは友達・家族・恋人などと会話をしますよね。
具体的にどんな内容を話しているかというと、「毎日の生活のこと」「娯楽やレジャーのこと」「健康や医療のこと」「慣習や制度のこと」など。
さらにいうと、テレビなどを見ながら環境問題・政治・法律・科学・社会問題などさまざまのことを話しています。
日常英会話といっても、わたしたちは幅広いテーマのことを話している訳です。
この日常に関わる幅広いテーマのことを話す英語のことを日常英語と言います。
ビジネス英会話は大丈夫だけど、スモールトーク(雑談)は苦手という人もいるくらいで、日常英会話は幅広く奥深いのです!
難しさ① 会話の内容を予測できない
最も難しいのは、「会話の内容を予測できない」こと。
最初の頃は、どんな球が飛んでくるかわからず、考えているうちに会話はどんどん流れていきます。
ニュースの話?趣味の話?家族の話?今食べている料理の話?
何の話かわからないところから、「あぁ、この分野の話をしているのね」と理解して、過去の自分の体験や意見を話そうとしていると、その話題は終わっているということが多々起こります。
ひどいときは、何の話題なのかわからないまま話が終わることも。
話題そのものや、その話題に対して相手がどのような意見を持っているかわからないなかで発言するのは、自社の商品やサービスを説明するよりも難しそうですよね。
難しさ② 決まった「自分のターン」が存在しない
日常会話は、意見を求められる話題ばかりではありません。何気ない会話であるため、別に自分ひとりが発言していなくとも成り立ってしまいます。
そうなると、ネイティブスピーカーはノンネイティブである私たちのテンポに合わせて待つ必要がありません。
流れていく日常会話の中では、とにかく食らいついてことばを口に出さなければ、永遠に自分のターンは来ないのです。
「ビジネス英語」は攻略しやすい!
一方、ビジネス英語は、話題がかなり絞られます。
ビジネス英会話は、「自分が仕事で使う英語」と限定されています。
なので、日常英会話と比較して、ビジネス英会話は毎日の業務の経験から、会話の内容を推測しやすく、相手が何を話すか想像しやすいのです。
たとえば会社で電話対応する場面では、「担当者は今オフィスにいるかどうか」「もしいなかったらいつ戻るか」「伝言をお願いしたい」など。
また会社のミーティングの場合は、ある程度会議のテーマや議題が決まっていることから相手が何を話すか想像しやすくなります。
取扱製品の話、契約や請求に関する話など、ビジネス英会話では業界用語や専門用語を覚えなければいけませんが、逆に言うと自分の業務の範囲内をカバーできれば、覚えるべき単語も限られますし、次にどんな話になるのかも、推測しやすくなります。
「質問力」で日常英会話を攻略する
幅広い内容が話題に上る、日常英会話。とてもカバーしきれません。
そこで必要となるのが、「質問力」。
「質問力」とは、文字通り「質問する力」のことです。
基本的な英語を押さえておいて、知らないトピック・単語が出てきたら「それってどういう意味?」「わからないから教えて」と聞ける力を身につけましょう。
たったそれだけのこと?と思われるかもしれません。
でも実際には、会話の流れの中で質問するって、なかなか勇気が要ることです。
わからないのにわかったふりをしてしまう、黙り込んでしまう・・・
何を話せばいいのかわからずに、会話が弾まない・・・
こうなると、会話が行き詰まってしまいますね。
一方、うまく質問をすれば、会話がそこからつながり広がっていきます。
会話は、言葉のキャッチボール。
何を話していいかわからないときも、「質問」というボールを投げることで、会話をつなげることができます。
また、ボールが相手の側にある間に考える時間を持てるので、気持ちにも少しゆとりが生まれます。
質問は、何度してもいいのです。
質問をすることで、相手の話に興味がある・答えるつもりがあることも示せます。
逆に避けたいのは、「黙ってしまい会話が止まってしまう」こと。
そうなる前に、相手に質問をしてボールを返しましょう!
質問力を高める表現
最後に、質問力を高める表現をいくつかご紹介します。
★ What do you mean?
「それってどういう意味?」
★ I don’t know what it means.
「その意味がわかりません。」
★ What’s the meaning of ______?
「__ってどういう意味?」
★ I’m sorry, but I’m not following you.
「すみませんが、今話についていけていません。」
特に最後の表現は、相手がわかりやすく説明し直してくれるお助けフレーズです。
「質問力」があれば、幅広い日常会話も恐れる必要はありません。
まとめ
いかがでしたか。
ビジネス英語を習得したい方は、今回のお話で心強く思われたことでしょう。
一方、「日常英会話をできるようになりたい」と考えている方は、不安になってしまったかもしれません。
でも、大丈夫です!
まずは目の前のハードルをひとつひとつクリアしていけば、いつか高いハードルにも届くようになります。
ぜひ、LATの反射復唱法トレーニングと毎日のレッスンで、口を動かす練習をしてみてください。
LATのレッスンでは様々なトピックを採用しています。
中には、「あまり興味がないな・・・」「答えにくくて苦手だなぁ」と思われるものもあるでしょう。
それでも、ぜひあきらめずに日々トライしてください。
日常英会話でも、自分があまり興味のない話になることもあります。
どんな球が来ても打ち返す瞬発力を養うためにも、たくさんのトピックに触れていただきたいです。
そして、LATのレッスンは、質問力を鍛える絶好の機会です。
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