日本人は、中学校から義務教育として英語を勉強してきた人が大半です。今では小学校から義務教育となり、英語に触れてきた時間はある程度あったはず。。。
なのに、なかなか英語を話せるようにならないし、話せる人も多くない気がするということは…「結局、学校で習う英語では話せるようにならないんでしょ!!」と思いますよね。
これ、半分正解で半分不正解です。 え、どういうこと? と思われた方も多いかと思います。
今回はそんな教科書英語についてお話致します。
過去のブログでも触れましたが、そもそもあなたが英語を勉強しようと思った理由や目的はなんでしょうか?
字幕なしで海外映画を観る為でしょうか? ハリウッド俳優のモノマネを一発芸で披露する為でしょうか? それとも英語を話せるキャラを一瞬だけでも演じる為でしょうか?
おそらく多くの方は上記のどれでもなく、「英語でコミュニケーションを取る必要があるから」「英語でコミュニケーションしたいから」ですよね?
となると、大切なのは“ナウい”“イケてる”“ネイティブっぽい”英語ではなく“失礼無く正しく伝わる”英語ですよね。自分に必要な英語を勘違いしないように、改めて目的を振り返ってみてみましょう。
「学校で習う英語」の特徴
その上で、学校の教科書で学ぶ英語の特徴を考えてみると、文法的に正確で、きちんと完結した文章である点からすると、目的には相違無さそうですね。どんな場面でも失礼無く、相手とコミュニケーションが取れる英語だということです。
確かに、親友同士で話す際などには少し固すぎる印象のものも多いですが、目的から考えるとそこは次点で良いという方も多いのが実情なのではないでしょうか。
逆の立場で考えてみてください。日本語がネイティブではない方が日本語を話そうとしている場面で、「この人の日本語、堅苦しいから今後話すの辞めよう」と思ったことなんて一度も無いですよね。丁寧に伝えようとしてくれている方の言葉には耳を傾けている自分がいることが多いと思います。
どうして学校で習っただけでは英語が話せないのか
とはいえ、学校で習ったままでは英語を話せるようにならないのも、残念ながら事実です。
それは、ただ実践練習が足りていないからです。
覚えた英語を実際の会話で使えるようにするには、知っているだけではダメ。
とにかく「声に出して練習する」「場数を踏む」必要があります。
英語を話さざるを得ない環境に身を置いて、英語を口に出す経験を積むしかありません。
理想的なのは、毎日英語を口に出す機会を作ること。
自分の中での定番フレーズが、体に馴染んでいくまで、話す機会を作ることが大切です。
「ネイティブ流」にとらわれず、「丁寧な定番パターン」を極めるべし!
一方で、巷でよく売れている英会話本では、いかに教科書英語が不自然かということが書かれています。
「ネイティブはこんな古い言い方しないよ!」と言われたら、心配になってしまいますよね。
でも、それを鵜呑みにして、様々な表現を覚えることはおすすめできません。
理由は2点。1点目は、「ネイティブは日常会話でこう言うよ!」という英語は、いわゆる「タメ語」である可能性が高いから。
私たち非ネイティブスピーカーには、英語の丁寧さやニュアンスまではわかりません。
「自然な表現」を覚えたら、ビジネスの場面でタメ語を話していた、なんてことが起こってしまうのです。
2点目はそれだけ覚える量が増えて、瞬発力強化に繋がらないから。
私たちは、友だちと話すときとビジネスの場など、相手や状況に応じて日本語を使い分けますよね。
生まれてからずっと触れてきた日本語の知識と文化を知っているから、自然な日本語を使いこなせています。
カジュアルな表現や丁寧な表現、言葉のニュアンスなど、すべて知っていて初めて、その場に応じた言葉を「瞬時に」「適切に」使い分けることができます。
これと同じことを英語でしようと思ったら、一体どれだけの知識と経験が必要でしょうか。
会話を必死につないでいる最中に、最適な英語を取り出して話すのは、まさに至難の業。
であれば、どんな場でも失礼のない「丁寧な定番パターン」だけをまず覚えて自然に口をついて出るようにすることが、一番楽で早道だと思いませんか?
まとめ
学校で習う英語の良い点は、丁寧な定番フレーズを学べる点。
一方で学校で習う英語の課題は、圧倒的な実践練習不足。
中学校で習った英語だけでも、丁寧に定番パターンを実践する機会があれば、英語は体得できます。
ではどのように実践の環境を整えるか。そこでオススメなのがLATです。
LAT英会話では、平日毎日7分間のレッスンが行われます。
決まった時間に専属コーチ(担任講師)からSkypeコールがかかってきて、話さざるを得ない環境をつくります。
教科書英語と、LAT反射復唱法トレーニングで毎日覚えた英語を、実際口に出して使うチャンスです。
そして、LATで毎日ご自身で行っていただく反射復唱法トレーニングでも、日本語と英語を一対で覚えていきます。
他の表現もできるのでは?と思われるかもしれませんが、ここでもワンパターン必勝法!
たくさんの表現を考えるよりも、まずはトレーニングの文章が反射的に口に出るように練習しましょう。
LATのトレーニングの英語も、失礼のない丁寧な英語になっています。
教科書英語を基礎として、さらにそこからLATでのトレーニングとレッスンを積み上げていきましょう。
大人の丁寧なコミュニケーションを習得したい方を、LATでは全力でサポートしていきます。
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