間違えても話し続ける!英会話上達のコツ

こんにちは!
LAT英会話トレーニングカスタマーサポートの石原です。
今回は、「間違えても話し続ける!英会話上達のコツ」についてお話します。
英語をスラスラ話せるようになりたい!と入会した英会話スクール。
「せっかくお金を払ってレッスンを受けているのだから、間違いはすべて指摘してほしい!」
そう考える方もいらっしゃると思います。
しかし、実はそれは、英会話上達には遠回りになるかもしれません。
英会話を上達させたいのなら、間違いを気にせず、どんどん話し続けることが大切です。

間違いを指摘されると起こること

英語を話すのって、緊張しますよね。
すこし気恥ずかしいけれど、伝わるように一生懸命言葉をつなぎます。
そんな中で、もし逐一間違いを指摘されたら、どんな気持ちになるでしょうか。
テストでバツをもらったような気分になりませんか?
しかも、一度指摘されたからといって簡単に直るものではないので、何度も同じことを指摘されることになります。
気分は落ち込むし、間違えるのが怖くなりますよね。
「次は間違えたくない!」と、より慎重になります。
するとどうしても、英語を話し始める前に考え込んでしまいます。
『主語はこれで、動詞はこれで・・・三単現のSは必要?』
『ここは”a”かな、”the”かな?』
『「ライブラリー」のスペルは・・・』
こんな「英作文を作る」作業が、頭の中で起こります。
英作文に集中してしまい、意識は、目の前の相手から離れます。
すると、どうしても会話が止まってしまいますよね。
間違えるたびに指摘されていては、英会話はたちまち「口頭英作文テスト」になってしまうのです。

英会話=人とのコミュニケーション

英会話は、英作文のテストでなく、人と人とのコミュニケーションです。
相手は、正しい英語を聞きたいのではなく、あなたの話を聞きたいと考えています。
生きた会話で大切なことは、「会話を止めないこと」。
実際の会話では、英会話レッスンのように、私たちが話し始めるのをゆっくり待ってはくれません。
特に複数人での会話になると、何を言うか考えているうちに、次の話題に移っているなんてことも。
会話に入りたくても、その場で聞いているだけで精一杯になってしまいます。
相手と噛み合った会話をするには、英語の正しさより、会話の流れに乗って英語をつむき出すほうが重要です。
文法や単語のチョイスが多少間違っていても、言いたいことがなんとか伝わり、相手の言うことを理解できれば、会話がつながりコミュニケーションは成立します。
英会話のレッスンは、コミュニケーションのための訓練です。
LATの毎日7分間のレッスンでは、自分の中から英語をひねり出し、会話を続ける練習をしていただいています。
毎日の反射復唱法で基礎トレーニングをし、レッスンでは実践練習をする、という流れです。
実践練習では、会話の流れの中で自分の意見を瞬時に英語で言うために、とにかく口を動かし続けます。
それを毎日積み重ねることで、英語を話すことに口と頭が慣れてきます。
考え込まずに会話を続けるのにも、練習が必要なのです。

担任制だからできること

LATのコーチは、生徒の間違いを積極的に指摘していません。
間違いを恐れずに会話を続けてほしいというLATの方針から、あえて指摘しすぎないようにしています。
「都度指摘してもらわないと、間違いがずっとそのままになってしまうのでは?」
「間違いを指摘しないのなら、コーチは話をただ聞いているだけ?」
と不安に思われるかもしれません。
でも、担任制ならその心配はありません。
毎回同じコーチと話をすることで、コーチは生徒の間違いの傾向を知ることができます。
例えば、冠詞が抜けがち、いつもLとRの発音が違う、など。
傾向がわかると、生徒のレベルに応じて的確に指導することができます。
間違えるたびに会話を止めて指摘するのは、実は非効率。
会話に集中できないだけでなく、時間も取られてしまいます。
タイミングを見て、ポイントを絞った指導するほうが、生徒側も修正しやすいという利点があります。
「今のここが間違っていました」という過去への指摘ではなく、「こんな傾向があるので、次はここを気をつけてみましょう」という未来へのアドバイスをすることができます。
話すことに慣れていけば、少しずつ間違えやすい箇所に意識を向けることができるようになります。

英会話は、数回のレッスンで完成するものではありません。
長い目で見て、少しずつ修正していきましょう。
担任制のLATで、レッスン時間を最大限活用してください。

まとめ

ここまで、間違えることを前提にお話してきました。
もちろん、最初から間違えずに正しい英語を使えるのが、何より一番です。
でも、それは現実的に難しいですよね。
間違えたっていいんです!だって、今はまだ練習中なのですから。
間違いは、あせらず少しずつ減らしていけば大丈夫。
たくさん間違えて、たくさん話して、どんどん英語に慣れていきましょう!

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