Hi, how are you?
皆さん、こんにちは。
LAT英会話トレーニングカスタマーサポートの石原です。
早いもので今年も師走に入り、クリスマスが近づいてきました。
街中ではイルミネーションがきれいですね。
皆さんは、”Holiday Season”という言葉を聞いたことがありますか?
アメリカでは、ハロウィンが終わるとすぐに、空気はHoliday Season一色になります。
ラジオからはひっきりなしにクリスマスソングが流れ、世間の会話はHoliday Seasonの話題でもちきりです。
今回は、その”Holiday”という言葉を紐解いてみます。
Let’s get started!
もくじ
Holiday Seasonとは
この”Holiday Season”とは、11月第4木曜日のThanksgivingから翌1月1日のNew Year’s Dayまでの期間のこと。
この約1ヶ月半の間に、多くのアメリカ人にとって大きなイベントが盛りだくさんなのです。
Thanksgiving
まず、11月第4木曜日のThanksgiving(感謝祭)。
日本のお正月に近い存在で、遠く離れた家族も集まって、豪華な食卓を囲みます。
七面鳥の丸焼きが、定番のごちそうです。
Hanukah
次に、12月前半頃のHanukah (「ハヌカ」と読みます)。
ユダヤ教のクリスマスに当たる重要なお祝いです。Festival of Lights(「光の祭典」)とも言われます。
テーマカラーは青と白。
ユダヤ教人口も多いアメリカでは、この時期ハヌカグッズも売られています。
Christmas
そしてご存知、12月25日のChristmas(クリスマス)。
クリスマスツリーの下でたくさんのプレゼントを開け、にぎやかにお祝いします。
ちなみに、日本のようにクリスマスイブは恋人と過ごす、という習慣はありません。
感謝祭もクリスマスも、家族のお祝いと捉えられています。
New Year’s Eve(大晦日)
ニューヨークのタイムズスクエアのカウントダウンイベントが中継され、全米が盛り上がります。
カウントダウンに合わせて、各地で花火が上がります。
New Year’s Day(お正月)
新年は、日本ほど大切にはお祝いされておらず、休日の一つという認識です。
1月2日から仕事も始まり、皆日常に戻ります。
まとめて”Holidays”
上に述べたようなお祝いをまとめて”Holidays”と呼んでいます。
日本では「クリスマス」という言葉を使いますが、アメリカではあまり大々的には使われません。
それは、アメリカには様々な宗教を持つ人が集まっていることが関係しています。
上にも書いたとおり、ユダヤ教の人はハヌカ、キリスト教の人はクリスマス、アフリカ系の人はクワンザ・・・と、人によって大切にしている日が異なるのです。
“Holiday”の使い方
では、どのように”Holiday”というワードが使われているか、見てみましょう。
あいさつに”Happy Holidays!”
日本で「メリークリスマス!」や「良いお年を!」という場面で使われます。
この時期、買い物をするたびにレジで”Happy Holidays!”と言い合います。
“Holidays”と、複数形になっていることに注意してください。これは、Holidayが一日でなく複数あるためです。
季節の挨拶状 “Holiday Card”
日本でいう年賀状のような存在で、12月に入ってからクリスマスまでの間に届けられます。
家族の写真入りの厚紙のカードが一般的です。
年間小売売上の2割が集中!”Holiday Shopping”
日本で言うところの「クリスマス商戦」。
家族やパートナーのみならず、親戚、友達、先生、バスの運転手さん・・・あらゆる人に大小様々なギフトを送ります。
実際の会話で使ってみよう
では、実際に会話で使ってみましょう!この時期の定番のSmall Talk(世間話)のトピックです。「遠くの家族が集まるよ」「旅行に行くよ」など、話が尽きません。
What are your plans for the holidays?
「このホリデーシーズンはどうする予定?」
Do you have any family holiday traditions?
「家族の毎年の恒例行事はあるの?」
Have you done your Holiday Shopping?
「もう買い物は終わった?」
アメリカの家庭では、この時期に色々なFamily Tradition(家族の恒例行事)があります。日本でのクリスマスやお正月の過ごし方を紹介しつつ、相手の大切にしているTraditionを聞いてみるのもいいですね。
異文化を理解する重要性
海外から日本にやってきた、クリスマスをお祝いする文化。
多様化した現代では、お祝いの仕方も世界中で様々に変化しています。
英語を使う上で、その背景にある文化を知ることはとても大切です。
英語という言語を表面的に学ぶだけでは、相手と心を通わせることはできません。
相手のことを知りたい、自分のことを知ってほしいと考えるところから、人とのコミュニケーションは始まります。
相手に寄り添うことは、相手を尊重すること。
ぜひ、お互いに興味を持って、尊重しながら異文化交流ができたらいいですね。
LATでは、反射復唱法でインプットするだけではなく、毎日のレッスンで実際にコーチと会話を交わします。
そこには、机の上では学ぶことの出来ない、生きた英語があります。
ぜひ皆さんも、フレーズを覚えるだけではなく、実際にコミュニケーションに使ってみてください。
新しい世界へのドアが開けるはずです。
Don’t think, just speak!
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