英作文が出来ても英語スピーキングができないのはなぜ?

日本の英語教育は役に立たないといった記事を見かけることがありますが、決してそんなことはありません。

日本の英語教育は英作文をできるようにするためには、とても有効です。ただ、英作文と英語スピーキングは全く違うジャンルなので、話せるようにはならないだけです。

日本の英語教育だけでは英語スピーキングが身につかないのには理由があります。

日本人が受けてきた英語教育の目的

今までの日本の英語教育では、中学から英語の勉強を開始し、高校まで含めると6年間英語を勉強してきています。6年間も学習することで、かなりの知識を得ることができています。英語が苦手だったという人でも、関係代名詞・現在完了形・仮定法といった言葉に覚えがあるのではないでしょうか。

日本の英語教育を受け、大学受験レベルの英語を勉強してきた人は、これらの難しい文法を活用して、素晴らしい英作文が出来るようになっているはずです。そもそも日本の英語教育は、英語でコミュニケーションをとるというよりも、「英作文」ができるようにすることを目的として提供されてきたものだからと言えます。

このため、6年間英語を勉強しても「話す」ことはできないままなのです。

外国語を話すことと外国語で作文することは全く異なることなのです。この2つの違いを理解して英語スピーキングを身につける必要があります。

英作文と英語スピーキングの違い

英語で文章を作ることと、英語でコミュニケーションをとることは同じことをすれば良いようで全く違うことをしなくてはいけません。この2つの最大の違いは、「時間」です。

「明日から海外旅行に行く予定なので、とてもワクワクしてます」

ということを英語で表現しようとした場合、以下のような文章になると思います。

「I’m very excited because I am going abroad from tomorrow.」

この文章を作るのに、英作文であれば10秒考えても全く問題ありません。

しかし、外国人に「Why do you look so happy?」と話しかけられたことを想定してみてください。

頭の中で10秒間考えて先ほどの文章が出来上がり、回答をし始めたとしたらどうでしょう。会話として成り立つでしょうか?

会話は成り立たず、3秒後には質問をしてくれた外国人は「OK, no problem.」と言って、笑顔で去っていくでしょう。

このように英作文と英語スピーキングは、かけても問題ない「時間」という観点で大きな違いがあります。

英作文の場合は、相手に誤解を与えないように、正確な文章を作ることが重要です。日本語であっても、メールを作成する際に、何度も文章を見直すことは多いのでは無いでしょうか。英語スピーキングの場合は、あくまでコミュニケーションをとることが前提のため、その場で応答する必要があります。考えて発言したい場合でも、何かしらの回答はしているはずなのです。

日本語も英語も同じ言語です。文章は時間がかかっても正確であることが重要で、会話は正確でなくても瞬発力が必要なのです。

正確性は持っている知識を活用することで実現できます。まさにこれは日本の学校教育で培われたものが活用できる場なのです。

LATの考える「身につく英語スピーキング力」

従来の英語学習(知識学習)は、英作文的な脳の働きを促してしまうため、瞬発力を必要とする英会話スピーキングのためには弊害にすらなってしまうという現実があります。

子供が母国語を習得するのに文法の勉強をすることは決してありません。一所懸命いろんな言葉を発して、何度も間違いをおかしながら、何度も繰り返すことで話せるようになっていくのです。話せるようになってから、学校に行って読み書きを習うという順番で母国語を習得しているのです。

LATは、担当コーチは全て外国人とし、毎日取り組むレッスンや基礎トレーニングも英語を話すことだけを何度も繰り返してもらうプログラムとなっています。これは海外に留学しているのと同じような状況となっており、母国語を習得する過程と同じで英語を使わざるを得ない状況を作り出しています。

英作文ではなく英語スピーキングを身につけるためには、従来通りの「勉強」をしては身につきません。英語を習得し、話せるようになるためには、話すトレーニングをする以外の道はありません。

英語スピーキングは、スポーツや楽器の演奏などと同じように「近道」はありません。これらはすべて日々の「トレーニング」を積み重ねた上で習得できるものです。近道を探すよりも、しっかりとしたコーチによる指導のもと、トレーニングを積んで身につけることが最も確実であり早く身につく方法です。

LATでは、1ヶ月で達成しても、3ヶ月で達成しても、合計100時間のトレーニングをこなせるようサポートしています。まずはこのトレーニングを達成することで、かなりの英語スピーキング力の定着を実感していただけるはずです。

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