英語の勉強は何から始める?初心者のための最短ロードマップ

「英語を勉強したいけれど、何から始めればいいのか分からない
「長年英語を勉強してきたのに、いざ外国人を目の前にすると言葉が出てこない」

そんな悩みを持っている方は非常に多いです。

  • 英単語を覚えるべきなのか
  • 文法を最初からやり直すべきなのか
  • いきなりオンライン英会話を始めるべきなのか

インターネットや書店には数えきれないほどの英語教材や勉強法があふれており、初心者はかえって何を選べばいいのか迷ってしまいますよね。

結論から言うと、英語の勉強を何から始めるべきか迷っている初心者は、「机に向かう勉強(インプット)」をすぐにやめ、「口を動かす反射トレーニング(アウトプット)」から始めるべきです。

なぜなら、英会話は歴史や数学のような「知識」ではなく、自転車に乗るのと同じ「身体能力」だからです。やみくもに単語帳や文法書を開いて「勉強」から始めれば話せるようになるものではありません。

※英語を話せるようになるために、なぜ「身体能力」という考え方が重要なのかについては、以下の記事で詳しく解説しています。
英語を話せるようになるには?知識ではなく身体能力を鍛える正しい学習法

この記事では、「英語の勉強は何から始めるべきか」という疑問に明確に答えるため、初心者のための正しい最短ロードマップ(3ステップ)と、やってはいけない間違った勉強法を分かりやすく解説します。

英語の勉強は何から始める?初心者のための最短3ステップ

それでは早速、英語初心者は何から始めればいいのか、正しい学習の順番を解説します。
結論として、以下の「理解 → 反射 → 実践」の3ステップの順番でトレーニングすることが、英語が話せるようになる最短ルートです。

STEP1:理解(自分の「現在地」を知る)※実は多くの大人はクリア済み

まずは、簡単な英語を読んで意味が理解できる状態です。
例えば、”I went to the station to meet my friend.” という文章を見て「友達に会いに駅に行った」と理解できるなら、この段階はすでにクリアしています。

日本人の多くは、学校教育の賜物でこの「理解」のレベルは十分に備わっています。ここで初心者が何から始めるべきかといえば、無闇にTOEICの勉強などをするのではなく、**自分の「現在地(スタート地点)」を正確に知ること**です。

テスト対策を一切せずにTOEICを受けてみたり、海外旅行でどれくらいコミュニケーションが取れないかを記録しておきましょう。スタート地点を知ることで、後々自分の成長を正しく評価でき、モチベーション維持に繋がります。

STEP2:反射(頭で翻訳せず、反射的に英語を口から出す)

「英語の勉強を何から始めるべきか」の一番の答えがこのステップです。

多くの日本人に圧倒的に足りていないのが、知識を身体能力に変換するトレーニングです。「読めばわかるのに、会話になると出てこない」のは、頭の中で「日本語 → 英語」に翻訳しているからです。

ここで必要なのは、スポーツでいうところの「基礎トレーニング(素振り)」です。
頭で考える前に反射的に口から英語が飛び出すまで、短いフレーズを繰り返し声に出して練習します。この「日本語から英語に翻訳してしまう癖」をなくし、英語を英語のまま理解して話せるようにする考え方が「英語脳」です。

※英語脳の作り方については以下の記事で解説しています。
英語脳の作り方|日本語に翻訳せず英語で考えて話すトレーニング

この「反射」の土台を作る具体的な方法が、LAT英会話の反射復唱法トレーニングです。日本語を聞いた直後の短い無音時間に英語を口に出すことで、翻訳する暇を与えず、英語を身体に落とし込んでいきます。
詳しくは以下の記事で解説しています。

反射復唱法トレーニングとは?

STEP3:実践(実際の会話の中で使う)

反射的に英語が出るようになったら、次はいよいよ実際の外国人との「実践トレーニング(練習試合)」です。
実践の最大の目的は、英語でのやり取りに慣れ、メンタルを鍛えることです。「声が小さくて聞き返されたらどうしよう」といった恐怖心を払拭し、失敗や恥をかく経験を積み重ねることでしか、真の会話力は磨かれません。

スピーキング力を最短で上達させる方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

英語スピーキングを上達させる方法|最短で話せるようになるトレーニング

何から始めるか迷う初心者が「やってはいけない」3つの勉強法

正しい順番(何から始めるべきか)が分かったところで、初心者が絶対に避けるべき「遠回りな勉強法」も解説しておきます。これらは「読み書き(インプット)」の勉強法であり、会話力には結びつきません。

1. 単語帳の暗記から始める

英語を話すためには語彙力が必要だと思い、まず単語帳を買う人は多いですが、単語を暗記したからといって話せるようにはなりません。
知っている単語を、会話の圧倒的なスピードの中で瞬時に組み合わせて口から出すには「出す訓練」が圧倒的に足りないからです。

詳しくは以下の記事でも解説しています。

英単語を増やしても話せない本当の理由

2. 文法書を最初からやり直す

「文法が分かっていないから話せない」と思い、中学文法の参考書からやり直すのもNGです。
文法を気にしすぎるあまり、「間違えたくない」「完璧な英語を話さなきゃ」という意識が強くなり、かえって口が重くなってしまいます。知識を増やすことよりも、今ある知識を使える状態にすることが先決です。

3. いきなり「ロールプレイ」のオンライン英会話を始める

「とにかく話すのが大事だ」と、いきなりスクールで「カフェでの注文」などの台本(ロールプレイ)を読むレッスンを始める人もいます。
しかし、スクリプトを読み上げるロールプレイは、中学校の頃から得意だった「音読」をしているに過ぎません。実際の会話は生き物であり、台本通りに進むことはありません。

なぜ私たちは何年も勉強したのに英語が話せないのか?

ここで少し根本的な話をします。「何から始めればいいのか」迷ってしまうのは、私たちが学校で受けてきた教育が原因です。

「読み書き(正確さ)」と「会話(スピード)」は全くの別物

学校教育が見落としている最大のポイントは、「読み書き」のスキルと「会話」のスキルは全く異なるということです。

メールなどの「読み書き」は、中断しても良く、辞書を引いても良いため「正確さ」が求められます。
一方で、目の前の相手との「会話」は「スピード(時間)」が何よりも重要です。言いたいことが正確に伝わらなくても、その場で言い直して軌道修正することができます。

目的が「正確さ>スピード」と「スピード>正確さ」で真逆であるにもかかわらず、多くの人は「読み書き(勉強)」のアプローチで「会話」を習得しようとしています。これが、話せない最大の理由です。

※この「勉強」と「会話」のズレについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
「勉強」しても英会話ができるようにならない理由

脳の「シングルタスク性」が引き起こすパニック

人間の脳は、基本的に「シングルタスク」で働きます。会話中に「美味しいって英語で何だっけ?過去形にすべきか?」と頭の中で文法や単語を検索している間、目の前の相手の会話には集中できていません。結果としてパニックになり言葉が出てこなくなります。

だからこそ、頭で考える「勉強」ではなく、自転車に乗るように無意識でできるレベルにまで落とし込む「トレーニング」から始める必要があるのです。

学習を継続するための最大の鍵は「仕組み(環境)」

英語初心者が何から始めるべきかは明確になりました。
机に向かう勉強をやめ、短いフレーズを声に出して反射的に言う「基礎トレーニング」から始めることです。

しかし、ここで最も大きな壁が立ちはだかります。それは「継続」です。
英語を話せるようになった人たちに共通しているのは、「毎日英語を話さざるを得ない環境(留学や海外赴任など)に身を置いていた」ということです。

日本にいながら英語を身につけるためには、やる気やモチベーションに頼るのではなく、強制的に英語を話す「仕組み(環境)」を作ることが不可欠なのです。

※オンライン英会話が続かない理由と、その解決法については以下の記事で詳しく解説しています。
オンライン英会話が続かない理由と挫折しない解決法

最短で身体能力を鍛える「LAT英会話」の学習ステップ

知識を身体能力に変え、挫折しない仕組みを兼ね備えているのが、スピーキング特化型オンライン英会話「LAT(Language Acquisition Training)」です。

何から始めるべきか迷っている方は、以下のLATの2つのトレーニングに身を委ねてください。

1. 基礎トレーニング:特許取得の「反射復唱法」

まずはスマホアプリを使った「反射復唱法」から始めます。
日本語の音声が流れた後の「短い無音のインターバル」の間に、反射的に英語を口に出す練習をします。これを「ながら作業(掃除や散歩をしながら)」で毎日行い、無意識に英語が口から出る状態を目指します。

※反射復唱法の全体像や仕組みについては、以下の記事もあわせてご覧ください。
反射復唱法トレーニングとは?

2. モチベーションに左右されない「予約なし固定制」の実践レッスン

基礎を身体に覚えさせたら、毎日外国人講師と「7〜10分」の濃密な実践会話(練習試合)を行います。台本(ロールプレイ)は一切ありません。

さらにLATの最大の特徴は「レッスンの予約制度がない」ことです。
例えば「毎朝8時」と時間を決めたら、毎日その時間に同じ専属の講師から直接電話(ビデオ通話)がかかってきます。
自分で予約する手間がないため「今日は疲れたからやめよう」という言い訳ができず、強制的に英語を話す環境を作り出すことができます。

まとめ:初心者は「勉強」ではなく「声出しの練習」から始めよう

英語の勉強は何から始めればいいのか迷う人は多いですが、最も重要なのは「勉強(インプット)」のアプローチを捨てることです。

「野球の勉強」と言わないように、英会話もまた知識を詰め込むのではなく、口を動かすトレーニング(素振りや練習試合)によって上達するものです。

理解 → 反射 → 実践 というステップを、モチベーションに頼らない強制的な環境で回すこと。それが初心者が英語を話せるようになるための最短ロードマップです。

※初心者が最初に気をつけたい「短期集中」への誤解については、以下の記事も参考になります。
英会話を3ヶ月でマスターできない理由

もし、何から始めるべきか迷っている、これまでの「勉強」から抜け出したいと思っている方は、ぜひ一度LAT英会話のトレーニングを体験してみてください。

毎日の反射復唱法と専属講師からの着信を通して、英語が「身体能力」として身についていく感覚を実感できるはずです。

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この記事を書いた人

宇佐神 悟(LAT英会話 代表)
元日本IBM営業部長。自身も長年英語が話せずに苦しみ、数百万円を英語学習に費やすも全く上達せず一度は挫折。しかし45歳の時、あるきっかけで「無理やり毎日外国人と英語を話す環境」に身を置いたことで突如開眼。「英語は知識の詰め込みではなく、反復による身体能力である」という真理にたどり着く。その強烈な実体験とメソッドを体系化し、本物のスピーキング力を養成するトレーニングサービス『LAT英会話』を開発。著書に『英会話は9割が身体能力』(フォレスト出版)がある。

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