一番お勧めできないタイプの参考書

Hello, how are you?
LAT英会話トレーニングカスタマーサポートの羽迫です。

今週は、「一番お勧めできないタイプの参考書」
についてのお話をさせていただければと思います。

<<教材を選ぶときに気をつけるポイント>>
まず、教材を選ぶ前に、何を目的にしてるのか?
自分は何を求めているのか?
を明確にしましょう。
教材を選ぶ前に、教材探しは始まっているのです!

スピーキングなのか?
文法なのか?
TOEICスコアアップか(また、それだったらスコアは400を目指しているのか、600を目指しているのか?)

明確であればあるほど良いです。

<<とは言え…>>
資格試験目的ではなければ、山ほどある参考書から何を目安に選べば良いのかわからないですよね?

そんなときは、
「カタカナで振り仮名をふっているのは全部アウト」
と思ってください。

英語に、カタカナをふってある教科書にも、
ネイティブ風」にふってあるのもあります。
例えば、
shipment
という単語に関し、
シップメント ではなく、 シッ(プ)メン(ットゥ)
という書き方をしているような。

ネイティブ風でも、何でも関係ありません。
英語は英語。
日本語は日本語です。

「カタカナで振り仮名がしてある本だけは」、選ばないでください。

<<なぜか?>>

なぜかというと、まず第一に、
日本語は、腹話術のように、
口を動かさず喋っても発音できるし通じますが、

英語はなかなかそうはいきません。
喉の奥をックと使うような音があったり、
唇を使う音があったり、します。

口をどのように動かすか、聞いた音をどうやって発音するのか、聞いて取り入れて、耳から聞いた音をどう再現できるのか、話す練習をたくさんしなければなりません。

ある意味、短調にも聞こえる日本語に比べて、
英語は音楽のように、センテンスの中で強弱があり、単語と単語がくっついてリエゾンになったりなど、
全く違った音の性質を持っているんですね。

そのため、いくら「読み」から入っても、実際に声に出して言った時の「音」が違うということが多々あります。

読めても通じないというのは、そういうことなんです。

<<実はそれで私自身失敗もしたので、皆様にはお勧めしません>>

第二に、
かくいう私も、英語の音を無視して、読みから入ったために痛い目を見た経験があるからです。

英語を身につけようと勉強に励んでいたある日、

mammal[名詞] という単語を目にしました。
哺乳類という意味の単語です。
この時の私は、見たままをカタカナに当てはめて「マンマル」と覚えてしまっていました。
ですが、全く通じませんでした。笑

なぜなら、発音記号は
mˈæm(ə)l
だったからです。

その他にも、
gigantic[形容詞]
巨大な、巨人のような という意味の単語に関しては、
ギガンティック
と読んでいました。
これも、全く通じませんでした。笑

発音記号は
dʒɑɪgˈænṭɪk
です。

この二つの例から分かっていただけるように、
カタカナで覚えても、何の役にも立ちません。

<<読み方も発音記号も分からないときは?>>
昨今では、インターネットで単語を調べれば、音声の再生もついているような無料辞書もオンラインでたくさん見つけることができます。
単語を調べて、表示される拡声器のようなマークを押すと、音声が流れてとても便利です。
わからない単語などがあったときは、調べて音声を聞き、発音記号を理解できるようになった方がよっぽどためになるでしょう。

ちなみに、LATが使用している教材は、基本的にオーディオ教材です(耳で聴いたものを声に出してリピートしていただく)。

ですが、教科書を渡してしまうと、読みたくなるのが人心ですよね。
読んでしまうと、見ただけでやった気になってしまう危険性があります。
というわけで、
LATでは皆様の英会話力向上を最大限サポートさせていただくために、「教科書の廃止」という決断を取りました。
ですが、音声だけだとどうしても聞くだけでは聞き取れないものも出てきます。
そのため、生徒さん専用のページから、センテンスの検索ができる「script search」という機能をつけました。
キーワード検索でセンテンスが出てくるので、
これならば事前に見てしまう可能性もないですし、聞き取れずに諦めることになる、ということもなく、しっかりと身につけていただきながらスピーキングとリスニングに安心して取り組める、というわけです。

<<文法に関しての意見>>

さて、他には、英会話スクールのカスタマーサポートとして定期的にご質問をいただく「文法書はどうなのか?」
というところです。
文法、気になりますよね。
日本人は真面目な方が多いので、コミュニケーションを楽しむ、というよりも、きちんとしなければ!間違ってはいけない!恥ずかしい!と考える方が多い気がします。

これに関しては、文法書ももちろん否定はしません。
間違えないようにと思うのも、悪いことでもありません。

しかし、知識を詰め込みすぎて頭でっかちになってしまい、考えすぎて流暢さを失ってしてしまうようであれば、一旦離れてみても良いのではないかと思います。
例えば、
これは現在進行形でいうんだったけ?
aを使うべきか、the を使うべきか?
という風に、悩んでしまってタイミングを逃し、結局何も話せずに終わってしまうのであれば、
Aでもtheでも多少間違えても通じるので、どんどん話す練習をして行った方が感覚も磨かれますよ、ということは言いたいです。

<<そうは言っても文法の知識豊富でしょ?…そうでもありません>>
以前あるお客様から、仮定法過去と仮定法過去完了の違いに関して、お問い合わせをいただいたことがありました。
その際には、正直申し上げますと、文法がわからないので、間違った答えにならないように、きちんと色々と調べてからお答えしました。

今でも、仮定法過去と仮定法過去完了などと言われても、よく分かっていません。

ですが、私はアメリカに5年住み、現地でビザを取得し2年間働き(日本人と仕事していたわけでもなく、常に英語でした)、
現在も外国人スタッフと毎日英語でコミュニケーションをとり、
TOEICスコアも925持っています。

<<学問と日常の違い>>
学問としての言語と、日常で使う道具としての言語の差とも言えるかもしれません。
日本語に置き換えて考えていただくと、わかりやすいかと思います。
日本人でも、「てにをは」の違いを正確に説明できる方は少ないのではないかと思います。

でも、「てにをは」を間違えて使っても、コミュニケーションに支障はそんなにありませんよね?

<<まとめ>>
いろいろと手を出しすぎて英語難民にならないよう、まずは、目標設定をしっかりすること
話せるようになりたい=コミュニケーションを取れるようになりたい場合は、暗記や読める力だけではどうしようもありませんので、
まずはコミュニケーションを取れるようになることを目標に、英語を聞いたり話したりする練習をたくさん積んで、一つずつ着実に身につけて行ってくださればと思います。

もし良ければ、英語の教材選びの際の参考にしてみてくださいね!

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