「ネイティブはこう言う」SNSノウハウに縛られないで!

今回は、巷にあふれる「ネイティブはこう言う」系の動画に縛られないで!というお話をします。

SNSで流れてきてつい見てしまう、YouTubeやTiktok等の英語関連動画。
気軽に取り入れられそうな情報も多く、「へーそうなんだ!」と真似してみたい気持ちになります。

でも、ちょっとまってください!
それらをすべて鵜呑みにするのは、実は危ないんです。

現地で感じた『Thank you.にネイティブはどう返すか』

定番のものとしては、「How are you?にネイティブはどう返すか」「Thank you.にネイティブはどう返すか」というものがあります。今回の記事では、後者にフォーカスしてみます。

You’re welcome.はネイティブの定番フレーズ!

私も一昔前、「Thank youに対して、ネイティブはYou’re welcome.なんて言わない。Don’t mention it.だ!」という情報を仕入れました。

(「ネイティブはこう言う」ノウハウは、いつの時代ももてはやされて来たんですね。)

そしてその後、私はアメリカに移住し、6年間暮らしました。
そこで驚いたのが、【You’re welcome.は頻繁に使われている!!】ということです。

もちろん、他の表現も色々使われていましたが、せっかく日本で覚えていった”Don’t mention it.”は、”Thank you”の返答として一度も聞きませんでした。
“You’re welcome.” “No problem.” “My pleasure.” “It’s okay.”…
たくさんある返答の中で、相手や状況を選ばずに使える絶対王者が、”You’re welcome.”です。

“You’re welcome.”さえ覚えておけば、必要十分なのです。

そもそも「ネイティブ」とは

そもそも、ネイティブスピーカーとは、その言語を母国語として使いこなしている人のこと。
アメリカ人はアメリカ英語のネイティブスピーカーですし、私たちは日本語のネイティブスピーカーです。

私たちには母国語として日本語があり、英語の母国語レベルを目指す必要がそもそもないのです。

日本語の場合を考えてみよう

日本語で、「ありがとう(ございます)」の返答として、どんなものが考えられますか?
「どういたしまして」「お安い御用さ」「全然いいよ」「またいつでも言ってね」「とんでもないです」・・

皆さんは、これらを直感的に使い分けていませんか?
まちがっても、取引先の方相手に、「お安い御用さ」とは言いませんよね。

それは、私たちに日本語の知識や経験の蓄積があり、相手や状況によって最適なものを選ぶことができるからです。

英語の場合

では、日本語と同じような使い分けが、英語でもできるでしょうか。
非ネイティブが、英語での生活の中で、瞬時に最適な返答をするのは難しいです。

逆に、英語のネイティブスピーカーが、動画で紹介されているようにたくさんのパターンを使い分けているのは、当然のこと。
私たちは、英語ネイティブが使うバラエティ豊かな表現を使いこなすことを目指さなくてもいいのです。

SNS動画を鵜呑みにしない

SNS動画の中には、役立つものもたくさんあります。
何より、英語を学びたい!という人にとって、楽しく動画を観るのも励みになりますよね。

ただ、SNSの情報を鵜呑みにしないよう、気をつけていただきたいなと思います。

なぜSNS動画は心に刺さるのか

SNS動画は、数十秒、数分であっても、すごく心に刺さります
それは、あえて印象に残りやすいように、強めのメッセージを込めているからです。
刺激的でキャッチーな内容やサムネイルにしなければ、視聴者は見てくれません。だから、多少偏ったように編集されているという側面もあります。

だって、中学校のように基礎から英文法の授業を配信しても、辞書を朗読しても、誰も見ませんよね。
パッと短時間でわかりやすく、「へーそうなんだ」と思ってもらえる編集がされています。

ですから、YouTubeをうのみにして、それを覚えて基本を排除する、というのはおすすめできません。

SNS動画は、娯楽であって教材ではない

動画で「ネイティブは”Thank you.”に対して”You’re welcome.”と言わない!」という話は、
言い換えれば【日本人は「ありがとう」に対して「どういたしまして」を使わない】と説明しているのと同じこと。

あくまで、その言語のネイティブスピーカーが、どういう言葉を使っているかという話です。
そう考えると、参考程度にとどめておこうという気持ちになりませんか?

私たちは、英語のネイティブスピーカーを目指しているのではなく、英語でコミュニケーションを取ることを目的としています。
ですから、表面だけネイティブスピーカーの真似をしても、私たちの力にはなりません。

ワンパターンの表現も、積み重なれば大きな力になります。
コツコツと日々積み上げていきましょう!

まとめ

いかがでしたか。
ネイティブっぽさを目指して様々な表現を覚えるよりも、基本的なフレーズの蓄積を増やしていくほうが大切です。そうすれば、コミュニケーションを取れるようになり、自然と表現のバリエーションも増えていきます。

SNS動画に縛られず、自分がこれまで習得してきた英語を信じましょう。

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