英語学習法の中でも「シャドーイング」は、スピーキング力やリスニング力を高めるトレーニング法として非常に高い人気があります。SNSやYouTubeでも「英語学習法としてまずはシャドーイング!」と紹介されていることも多く、英語学習者であれば一度は試したことがあるという方も多いのではないでしょうか?
確かに、シャドーイングはネイティブの音を真似ることで発音やリズムを体得するには効果的な方法です。しかし一方で、「シャドーイングを頑張っているのに、実際の会話になると話せない」「頭が真っ白になって口が動かない」といった声も少なくありません。
このブログでは、シャドーイングの基本的なやり方・得られる効果・注意点について解説しながら、シャドーイングでは鍛えにくい“自分の言いたいことを英語で話す力”をどう補うか、そしてそれを実現するトレーニング法として注目されている【反射復唱法トレーニング】についても詳しくご紹介します。
そもそもシャドーイングとは?
シャドーイング(Shadowing)とは、英語の音声を聞いて、0.5〜1秒ほど遅れてそのまま真似して発話するトレーニング方法です。通訳者のトレーニング法として知られていたものが、今では一般の英語学習者にも広く取り入れられています。
✅ シャドーイングで得られる主な効果:
- ネイティブの発音・リズム・イントネーションの習得
- 英語を聞いてから即座に口に出す「反応速度」の向上
- リスニングとスピーキングを同時に鍛えられる
- 発音の癖や自分の弱点を客観的に把握できる
🔰 シャドーイングの基本的なやり方:
- ネイティブ音声付きの教材を選ぶ(TEDやNHKなども人気)
- 数文ずつ再生し、音声を追いかけるように発話
- スクリプトと照らし合わせて聞き取れなかった部分を確認
- 最終的に音声なしでスムーズに言えるまで繰り返す
このように、シャドーイングは非常に優れた学習法であり、継続すれば確かな効果があります。しかし、すべての英語力をカバーできるわけではありません。
シャドーイングの注意点と弱点
シャドーイングは、英語の音を聞いて「そのまま」真似するトレーニングです。そのため、すでに話されている内容を繰り返す能力は鍛えられますが、「自分の頭で考えて話す力」には直結しないという大きな弱点があります。
実際の会話では、相手の話を聞いたあとに自分の考えを英語で伝える必要があります。これは、「聞く→話す」という単純な反応だけでなく、「考える→英語にする→話す」というプロセスが求められます。
シャドーイングはその中の「英語にする→話す」の部分をサポートしてくれるものの、「自分の考えを英語にする」練習にはなりません。ここが、シャドーイングだけではスピーキング力が伸び悩む原因のひとつです。
英会話に本当に必要な力とは?
英会話に必要なのは、ただ単に英語の音に慣れることだけではありません。ネイティブのような自然な英語で会話をするためには、以下のような思考のプロセスがスムーズに行える必要があります:
- 自分が言いたいことをイメージする
- そのイメージを適切な英語に変換する
- 実際に口に出して相手に伝える
シャドーイングでは、この中の「②→③」のプロセスはカバーできますが、もっとも重要な「①→②」、つまり“考えを英語に変える力”は練習できません。
英語を「使える」ようになるには、この①→②→③を通して何度も繰り返し練習し、自然に反応できるようになることが必要なのです。
反射的に話せる英語力を身につけるには?
英語を“反射的に”話せるようになるには、「聞く→話す」の訓練だけでなく、「考える→英語にする→話す」すべてをトレーニングする必要があります。
そこで注目されているのが、LAT英会話トレーニングの「反射復唱法トレーニング」です。
これは、単なる音真似ではなく、日本語を聞いて即座に英語で発話することで、イメージから英語をアウトプットする力を鍛えるプログラムです。
LATの「反射復唱法トレーニング」とは?
LAT英会話トレーニングでは、英語を話すために必要な基礎を「反射復唱法トレーニング」で身につけたうえで、実際の会話力を「外国人講師とのプライベートレッスン」で実践していくという二本柱のカリキュラムを提供しています。
🗣 反射復唱法トレーニングの特徴:
- 1日約30分、自宅で取り組むスピーキング特化の練習法
- 4,000文以上の英語フレーズを収録した特許取得の教材
- ネイティブによる自然なスピード・発音でトレーニング
- 日本語→英語の変換時間を短く設定し、瞬発力を育てる
- 専属コーチが個別に学習プランを作成・サポート
このトレーニングによって、「頭に浮かんだことを即座に英語にして話す」というスキルが鍛えられていきます。
なぜ反射復唱法が効果的なのか?
LATの考え方は、「英会話もスポーツと同じ」というシンプルな原理に基づいています。
野球選手が試合でヒットを打つには、素振りや筋トレを毎日欠かさず行い、無意識でも体が動くようにしています。同じように、英語も頭で考えているだけでは話せるようにはなりません。正しい英文を何度も口に出し、口と脳に染み込ませる反復練習が不可欠なのです。
イチロー選手が毎日同じルーティンを徹底するように、英語も「体に覚えさせる」トレーニングが必要。LATの反射復唱法は、まさにその“基礎体力”を英語で養うためのトレーニングです。
シャドーイングにはできない練習が、ここにある
シャドーイングが「英語を聞いてすぐに話す」トレーニングであるのに対して、反射復唱法は「日本語で浮かんだ内容を英語で話す」練習です。
この違いにより、反射復唱法では:
- 自分の頭でイメージしたことを英語にする力
- 脳内で英作文を経由せずに自然に話す力
- 実際の会話に近い形での反応力
が自然と身についていきます。英語で「会話ができる」状態になるには、この“自分の言葉を英語で表現する”訓練が不可欠です。
まとめ|シャドーイング+αのトレーニングで、使える英語力を
シャドーイングは、リスニングや発音、音の処理速度を鍛える上で非常に優れたトレーニングです。しかし、それだけでは「英語で話す力」のすべてをカバーできません。
英語で自然に会話できるようになるには、自分の頭で考えたことを英語にし、スムーズに発話する練習が必要です。LATの「反射復唱法トレーニング」は、そのプロセスを反復的に鍛え、本当に“使える”英語力を身につけるサポートをします。
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