「TOEICは800点あるんですけど、英語が話せないんです……」
LAT英会話トレーニングのカウンセリングでも、こうした声を多くいただいています。TOEICのスコアが高く、単語や文法もある程度理解しているのに、いざ会話となると言葉がなかなか出てこない。実は、こうした悩みを抱える日本人の英語学習者は少なくありません。
では、なぜそのようなギャップが生まれるのでしょうか。そして、どうすれば「話せる英語力」を身につけることができるのでしょうか?今回は、その理由と解決法について掘り下げていきます。
もくじ
TOEICで測れる英語、測れない英語
まず最初に確認したいのは、TOEICで測っている英語力の範囲についてです。
TOEICは、リーディング(読む)とリスニング(聞く)を中心とした英語のテストです。実際のビジネスシーンを想定した問題が出されるため、「実用的な試験」と言われることもあります。
たとえば:
- ビジネスメールの読み取り
- 社内会話の聞き取り
- グラフや表の説明文の理解
これらは確かに、現実の場面でもよくある内容です。
しかし――。
「実際に自分の言葉で英語を話す場面」は一切出てきません。
これはつまり、TOEICで高得点を取ったとしても、それは「英語を理解する力」が高いことを意味しているだけであり、「英語を使う力」があるかどうかとは、直接つながらないということです。
TOEICの勉強で伸びるのは、受動的スキル(リーディング・リスニング)。
一方で、会話で求められるのは、能動的スキル(スピーキング・リスニング+即応力)です。
なぜ話せない?実用英語に必要な力
TOEICでは高得点を取れるのに、英会話となると苦手意識を持ってしまう。これは単なる「会話の練習不足」だけではありません。
実用英語に必要な力は、以下のような複合的なスキルです。
① 瞬発力(即座に言葉を出す力)
会話では、相手の話に対してすぐに返答する必要があります。「この文法で合ってるかな…?」と考えている間に、会話は進んでしまいます。
② 構文力(フレーズをそのまま使う力)
文法知識はあっても、それを瞬時に「使える形」に変換できないと、意味がありません。
たとえば「Could you tell me 〜?」というフレーズを知っていても、実際に口から出せるかどうかは別問題です。
③ 応答力(相手の言ったことに対する理解・反応)
ネイティブの話すスピードや音の変化に慣れていないと、聞き取るだけで精一杯になり、反応できなくなってしまいます。
④ 発音・イントネーション
英語には日本語にない音やリズムがあります。自分の発音に自信がないと、そもそも話すこと自体に抵抗を感じるようになります。
TOEICのスコアは、こういった「使える力」を十分に測るものではないため、高得点を取っていても、これらのスキルが育っていないことが多いのです。
LAT英会話トレーニングは何が違う?
では、どうすれば「テスト英語」から「実用英語」へとシフトできるのでしょうか?
その答えの一つが、LAT英会話トレーニングのアプローチにあります。
LATでは、単に知識を増やすのではなく、「使える英語力」=アウトプット重視のトレーニングを行っています。
考えずに話すための練習をしていただくため、LATが提供する反射復唱法トレーニングは以下の特徴を持っています。
- 聞く+話す力を同時に鍛える
同じ意味を持つ日本語と正しい英語表現の組み合わせにより、耳と口でトレーニングしていただきます。ネイティブスピードに慣れながら、音のつながりやリズム、イントネーションまで意識して発話する練習を徹底します。これにより、リスニング力とスピーキングの発音が同時に向上します。
- 英語筋トレ:瞬発力を高めるフレーズ練習
会話に必要な「英語の瞬発力」を高めるため、決まった型(フレーズ)を使って、繰り返し声に出して練習します。いわば英語の「筋トレ」です。
日常会話やビジネスで使える表現を、自然に口から出せるまで反復することで、実際の会話で即応できるようになります。LATの特許認定のスピーキングに特化したオーディオ教材では、4,000センテンス以上の抱負な言い回しを身に付けることができます。
- 思考の変換トレーニング:日本語→英語の脳内変換
多くの日本人がつまずくのが、「言いたいことはあるけど、英語が出てこない」という場面。
反射復唱法トレーニングでは、日本語の思考を瞬時に英語に変換する訓練を行います。簡単な日本語文からスタートし、どんどん応用へ広げていくため、初心者でも着実にスピーキング力が上がっていきます。
まとめ:スコアはスタート地点。「使える英語」で自信を持とう
TOEICのスコアが高いことは、努力の証であり、英語力の基礎があるという点で、大きな強みです。
しかし、「英語を話せるようになりたい」というゴールを目指すのであれば、スコアを取った後が本当のスタートです。
「聞けるけど話せない」「知っているけど使えない」から、「使える英語力」へ。
そのためには、知識を使う練習=アウトプットの場が必要です。
LAT英会話トレーニングでは、あなたの中に眠る英語力を実際に使える力へと引き出すお手伝いをしています。前述した反射復唱トレーニングだけでなく、アウトプットする場としてのオンラインレッスンを毎日提供しています。
もし、「TOEICの勉強は頑張った。でも話す力にはまだ不安がある」と感じているなら、スピーキングに特化したLAT英会話トレーニングは最適です!
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