英語が話せるまで2000時間必要?

先日、『拓土くん家の英語メソッド』という本を読みました。
0歳から英語に触れ始めた拓土くんは、わずか8歳にして外国人を相手に堂々とガイドをこなすまでになり、その姿はニュースでも紹介されていました(動画はこちら)。
彼がどのようにしてそんな英語力を身につけたのか——その習得方法がとても参考になったので、今回はその内容をヒントに、「英語を話せるようになるには?」というテーマでブログを書いてみたいと思います。

「英語が話せるようになるには、どのくらい時間が必要なんだろう?」

多くの方が抱くこの疑問に対して、専門家のあいだでよく言われるのが、「2000時間のインプットが必要」という目安です。

実は、日本語と英語は「文法構造」「語順」「発音」など、ほとんど共通点がないため、“言語間距離”が非常に遠い言語の組み合わせだとされています。
つまり、私たちは「最も難しい言語の壁」に挑戦しているのです。

「英語って、本当に必要?」

日本で暮らしていると、日常生活で英語を話す機会はあまり多くなく、「英語が話せなくても問題ない」と感じる方もいるかもしれません。

でも、少し視野を広げてみるとどうでしょう?

英語は世界で最も広く使われている共通語で、世界の5人に1人が話し、インターネット上でも最も多く使われている言語です。

英語ができるようになると、海外の人と直接コミュニケーションが取れたり、世界中の情報に自由にアクセスできたりと、「知の世界」が一気に広がります。

つまり、英語が話せることで「世界中の人とつながる」だけでなく、「世界中の知識にアクセスできる」という大きなメリットがあるのです。

英語ができることは、人生の選択肢を広げる大きな力になるでしょう。

英語習得に必要な「3つの要素」とは?

英語を本当に「話せるようになる」ためには、以下の3つの要素が揃っていることが重要です。

  1. インプット(読む・聞く)
  2. アウトプット(話す・書く)
  3. インタラクション(対話・やりとり)

「英語を聞いたり読んだりすること」「英語を話したり書いたりすること」「英語で意思の疎通をすること」、この3つがバランスよく揃って初めて英語力は伸びていきます。

さらに大切なのは、この3つの活動を「意味を考えながら」繰り返すこと。単に聞いたり話したりするだけではなく、内容の意味を理解しようと意識することが、言語習得の鍵となります。

自分の「好き」を入り口にしよう

英語は、試験やTOEICのためだけに学ぶものではありません。英語を学ぶのは、受験やTOEICのためだけじゃありません。 あなたが「心から好きなもの」を通じて英語に触れることも、立派なインプットです。
「好きなこと × 英語」は、最強の学びの組み合わせです。

・ファッションが好き → 海外のスタイル記事を読む

・スポーツが好き → 英語の試合実況や解説を観る

・料理が好き → 英語のレシピ動画を真似してみる

このように、「自分に合った英語の入口」を見つけることで、英語はグッと身近になります。

ただ、聞き流すだけでは、英語は身に付かない

たとえば、英語の音声をただ聞き流すだけや、言われたことを機械的にリピートするだけでは、言語習得は進みません。
大切なのは、「この単語はどんな意味だろう?」「今の会話はちゃんと伝わったかな?」と頭を使って意味を考えることです。

日本の英語教育がうまくいかない理由は、インプットもアウトプットもインタラクションも不足しているから。
皆さんが受けた英語の授業を思い出してください。授業はほとんど日本語で進み、日本語を英語に訳したり、英語を日本語に訳したりすることに時間を割いていませんでしたか?
英語を聞いたり話したり、英語で対話する時間が少なければ、英語が身につかないのは当然です。

ただ聞き流すだけの学習は「インプット」とは言えません。
インプット、アウトプット、インタラクションの3つはすべて意味を考えながら行うことが必要です。
聞いたり見たりしたものの「意味を知りたい」と思い、実際に「意味がわかった」という実感を得る経験がなければ、言語は身につきません。

実際、日本から英語圏に赴任しても、英語をほとんど身につけていない人もいます。
周囲に英語があふれていても、英語に興味を持ち、「これはどんな意味だろう?」と考えながらインプット・アウトプット・インタラクションをしなければ、英語を使えるようにはなりません。

いくら時間をかけて勉強しても、「ただ聞き流すだけ」「ただリピートするだけ」「ただ書き写すだけ」では、言語習得にはつながらないことを覚えておきましょう。

「2000時間の法則」とは?

言語習得の目安とされる「2000時間」。これは、赤ちゃんが言葉を話すようになるまでに必要とされるインプット時間でもあります。

比較のために、一般的な英会話スクールを例に見てみましょう。

一般的な英会話スクールの場合、週1回45分のレッスンで年間約36時間の学習時間となり、このペースだと2000時間に到達するまでに55年以上かかってしまいます。

一方で、自宅で毎日2時間英語に触れれば、1年で約730時間、3年で約2190時間となり、3年で2000時間を超えることが可能です。

「でも、毎日2時間も英語の勉強なんて無理…」
と思われるかもしれません。では、その2000時間をどうやって乗り越えるのか。

時間は“まとまって”取る必要はありません。
ポイントは、「ただ時間をかける」ではなく、毎日少しずつでも「意味ある英語」に触れることです。

そこでおすすめなのが、スキマ時間の活用と、意味のある短時間トレーニングです。

LAT英会話トレーニングができること

LAT英会話トレーニングは、以下の3つの特徴があります。

✅ 毎日7分間のオンラインレッスンで、外国人との対話(インタラクション)

✅ 「反射復唱法トレーニング」の音声教材で、(インプットとアウトプット)

✅ 忙しい中でも継続できる、短時間・高密度の仕組み

「短時間でも質の高いトレーニング」で、毎日の積み重ねをサポートしています。

最後に:英語習得は「意味のある積み重ね」

英語が話せるようになるには、やはり時間がかかります。大切なのは、毎日コツコツとトレーニングを重ね、人とのやり取りを通じて「意味のある体験」を積み上げていくことです。LAT英会話トレーニングは、そのプロセスを支えるための最適な環境と方法を提供しています。

一緒に、「2000時間の壁」を突破しましょう!

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